テナガエビとゆかいな仲間たち(めろりーな007)

 

melo007

ある時期の色々なラブホが勝手にホテルエンペラーを名乗ったのと同様、

我々は勝手に「俺は、私はめろりーなだ」と名乗ってもいい事になっており、

この点、信教信条の自由という憲法を有難く思っている。とてもよい国なのだ。

 

アメリカ人に教えてもらった、迷惑をかけなければなんでもありルールの元、

俺は自由を楽しもうとキャンプを思いつき、

わたこお氏に「キャンプに行こう」と電子メールを送った。

めろりーな2ー7をやろうとした。

 

一ヶ月ほど前、ホームセンターコーナンで買った投げ売り1,480円テントが

玄関に置きっ放しになっており、平成25年七月某日どうにも我慢出来なくなったのだ。

 

テントを張って中で寝たい、1,480円のテントの実力を試してみたかった。

 

近場でよかった。

フラッと出かけて、フワッとテントを立てて、ビールを飲んで野宿出来ればよかった。

身体的特徴を見るに、俺の先祖はおそらく南の島から舟をこいで日本に来たというよりは、

大陸で遊牧をしていただろうから、

そこのところのDNAのたぎりをちょこっと鎮めてやればそれでよかったのだ。

それくらいの気持ちでわたこおに、行くけどいくか?と電子メールした。

 

俺のそんなつもりを全く察することなく、わたこお氏はまもなく目的地を指定してきた。

松阪のなんたら海岸にこいという。

 

寝てない身体にキツいなと思いつつ、過去最速の早さでキャンプの準備をし、

ETCとGoogleラチチュードにモノを云わせ、松阪の海辺でわたこお氏と合流したのが、午後3時だった。

 

わたこお氏はつくなり、「ヘビーな夜がくるから眠れ」という。

眠れと言われて眠れるものではない。結局眠らずビールを飲んで有る事無い事二時間ばかりしゃべり続けた。

007漁の前の食事

 

 

夜。漁が急に始まった。何が起きるのか実際よくわからなかったが、漁が始まった。

わたこお氏の意味のわからない段取りでとにかく始まった。

 

そして、夢中でテナガエビ(上記イラスト参照)を追っていて足を滑らせ、

俺は、俺とわたこお氏は、伊勢湾に滑落した。

 

時刻に問題がある。

午前0時。月明かりというのは思った以上に明るいもので、あたりの様子は意外に見えていた。

 

いざという時のとっさの判断、勇気を試された今回の伊勢湾落下だが残念な事に結果は、

俺はおもっきりのペケであった。

 

滑り落ちるとき、わたこお氏はテナガエビ網の柄を俺に出してくれた。俺はつかまる。

引き上げてもらう為に。

ところが、コンクリートについた水苔というか海綿生物というかは、こいつらが俺たちを徹底的に滑らせた。

踏ん張りがきかんのだ。

 

わたこおはズルズルと俺の体重に引っ張られる。

わたこおが叫ぶ「はなせ!はなせ!」と。

俺は放さなかった。放せなかった。

放せば真夜中の伊勢湾に落下だ。絶対イヤだ。

俺は、仲間を助ける為自らのザイルをナイフで切り落とさない方のロッククライマーだった。

網の柄を放さなかった為、わたこお氏は俺もろとも海に飲み込まれた。

 

俺たちは、平泳ぎをしていた。

何故か。それは、そうしないと溺れてしまうからだ。ただ、それだけの事だ。

しかしその時の俺が考えていた事はなんたる事だろう、

胸ポケットに入っていたNO防水ケースiPhoneの5の濡れ具合だった。

 

なにしろ、そのiPhone5には、ヘッドライトに照らされピンク色に輝くその両眼を目印に

俺が華麗なる網さばきで巨大テナガエビをすくいあげる興奮のライブ映像や、

アップ絶対不可のわたこお氏との暴走飲み会様子などが、二時間以上分も収録されていたからだ。

8秒くらいたって、さすがに俺も諦めた。

なにしろ、ノーガード状態で平泳ぎをしているのだ。iPhone5は諦めた。

 

諦めたら次は、俺たちは生きねばならなかった。

命の危険に明らかにさらされている緊迫の瞬間なのだが、蒸し暑さはなくなり、俺たちは笑い続けた。

笑うしかなかったのだ。

昨日の朝4時に起きて日勤、その日当直で一晩中眠らず、明けに走り始め、

伊勢湾で日付がまた次に替わった状態でもまだ寝床におらず、着衣水泳をしているのだから。

笑わずにおられなかった。

テナガエビ漁の何時間か前、某所にてテナガエビの唐揚げを頂き、

そのヤバ美味さを知ってしまった事と、完全睡眠不足から来る覚醒ハイもあり、

俺の漁には身が入っていた。それが俺に、ヤバい領域まで足を出させた理由だろう。

 

夜の汽水を一見優雅に流れながら、俺は考えた。

「放せ」と叫んだわたこおは、よく考えてみれば、わたこお自身が柄を放せば、

俺の巻き添えを喰わずにすんだではないかと。仲間を引きずりながら柄を放さず、

地獄の底まで道連れにした俺と、自分が放せば助かったのにそれでも放さなかったわたこお氏との男の差を。

そうは考えたが、真夜中の汽水は、胸にiPhone5は入っていたがそれでも何故か、気色よかった。

わたこお氏のガラパゴス携帯は電源を入れていないのに塩分で通電、キーが妖しく赤白に光り、死亡。

だが、アローズスマホは汽水サバイバル着衣水泳をものともせず、ノーダメージ。

防水の素晴らしさを俺は目の当たりにした。

 

俺は、(今度のiPhoneはたかもんのヘビーなケースを付けよう)と心に誓い、1,480円テントでついに眠る。

1,480円のテントの評価は、俺が死んだように眠っていたため正確には下せないが、

多分、こいつはなんの問題も素晴らしいテントだ。軽さ、建てやすさ、

ほぼ完璧のコーナン大傑作テントとして、まあ、なんとなくだがいいだろう。今のところ。

 

翌早朝、STを全開させ二時間半で帰宅し、汽車に乗りかえ心斎橋に向かった。

大混雑のAppleで新しいiPhone5を手にしたのは夕方5時だった。

その時俺は、(これはきっと大事にしよう。優しく扱おう。しかしなんだ、今日という日も何という日だ…、

今日の始まり、俺は伊勢湾を生きる為に泳いでいた…、

なのに今、俺は御堂筋を、心斎橋筋を、人の波を泳ぎ歩いている)と。

めろりーな鋼鉄の掟〝死亡禁止〟を守ってよかったと俺は心からそう思った。

何事もなかった様に、翌日も出勤した。

 

仕事から帰ってくると、わたこお氏からハマグリが直送されていた。

007はまぐり その1

 

007はまぐり その2

あり得ない量、サイズのハマグリにシビれきったが、それよりなによりシビれたのは伊勢湾落下、

生還をなかったかのようにもう一泊し、テナガエビリベンジに加えてハマグリ漁にまで出掛けた

わたこお氏の海浜民族エナジーにだった

 

彼を超人視するのはよそうと常々思っているけれども、超人なのはこれはどうも間違いないので、

俺としては仕方無くもそうするより仕方が無い

 

最後にツーリングに役立つ情報を。

帰りのルートは高見トンネルを抜けて走るコースをとった。

これは相変わらず、オートバイには最高の素晴らしいコースだ。

国道166だったか、これは本当にいい。

めろりーな南大阪支部会員番号0032松田昌彦、超絶おすすめしたい

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伊勢ツーリング(めろりーな004)

伊勢まで走って来ました。

 

今回の目的

  • 遷宮後の伊勢参りツーリングの下見
  • 快走路を走る

 

今回の めろりーなな出来事

  • 私の高速道路内でのガス欠!

 

【集合場所】

集合場所は、お馴染みの マクダーナル165桜井店。

セローミーティングに参加する わたこおさんもここに集合しました。

集合(melo004)

 

私は集合前に大神神社前でパシャリ。

大神神社

このはるか先に(伊勢)神宮があるはずです。

 

 

 【行き】

R166はとにかく快走です。

ライダーにとっては最高の道だと思います。

Reco20130525行き道

行きはすべて下道を走りました。

内宮寸前で道に迷ったので、すんなり走れば集合場所から神宮まで120kmないと思います。

 

青の線が高度になります。

一番、高度が高いのが「高見峠」付近だと思われます。

 

緑の線が速度です。

もう少し飛ばしていたように思っていたのですが、意外にスピードは出ていませんね。

※大人の事情により一部速度は消しています。

 

【(伊勢)神宮】

上にも書きましたが、私たちは伊勢市に入ってから道に迷いました。

下道で行く予定の方は、事前に伊勢市内のルートをしっかりと頭に入れておいたほうがいいと思います。

 

神宮は今年、遷宮の年ということで、人が多いです。

駐車場に入る車もズラ~っと並んでいます。

その辺は単車ですと、横をスススィっと走るので問題はありません。
が、内宮前が人の行列でした。

内宮(melo004)

今回は下見ツーリングということだったので、

内宮参拝はあまりの行列の長さにあきらめました。。。

こういうところが、『めろりーな』ですね。

 

早朝なら空いているということです。

内宮-早朝(melo004)

↑写真は、同じ日の早朝の写真です。

※勝手にとある方の写真を拝借しています。ゴメンナサイ

 

行かれる方は早朝着、あるいは前日から泊まって早朝に行くことをオススメします。

遷宮後のお伊勢参りツーリングは、前日から伊勢に入るという企画にしようと思います。

 

お伊勢参りの下見にまで行くなんて、

めろりーなの中の人たちって信心深いなぁと思われるかもしれませんが、

西国三十三箇所巡りをスタンプラリーと言ったり、朱印帳をスタンプ帳と呼んだり、

とても信心深い連中とは言えません。

 

私の場合でいいますと、神社やお寺の霊力よりも、ここに集まる人たち、

これを作り上げ維持している生の人間のパワーを感じるために

神社仏閣を訪れています。

「人間たぁ~すげぇな~」と、いつも思います。

 

 

【帰り】

帰りは、伊勢道&名阪国道で解散場所の針まで一気に走る予定でした。

 

内宮から「伊勢西IC」までの間にガソリンスタンドがありません。

また伊勢自動車道に乗ってしまうと約65キロ先の「安濃SA」までガソリンを入れられません。

このため、内宮の時点でガソリンに不安がある場合は、「伊勢西IC」を通り過ぎた先に

ガソリンスタンドがあるようですので、ここまで進んでガソリンを入れておくことを

オススメします。

 

上述の通り、ガス欠でタンクをリザーブにした私は「一志嬉野」で降りてガソリン補給を行いました。

私の高速(有料)道路内でのガス欠は2度目ですが、コワイですよ。。。

 

SAごとに休憩を取る自分の体力の無さを感じながら、針テラスに到着。

 

 

針テラスにはYamahaセローがいっぱいでした。

理由は↓をお読みください。

もうひとつの めろりーな4>>